Q. この「ボディローション ベルガモット」の企画開発を担当しましたね。
企画開発は初めてだったので、特に思い入れがあります。けれど今回は、わたしのイチオシポイントを、つくり手ではなく、毎日愛用しているひとりの「つかい手」の立場で考え直してみました。
最初に思い浮かんだのは、素直に「気持ちがよい」ということです。肌にまんべんなく広がっていく時の感触がいいんです。秋冬向きの高保湿処方で、テクスチャーはとろりとしていて少し重めですが、こってりではなく、マッサージに使っても、のびのびとなめらかに広がっていきます。マッサージが終わる頃には、肌にすっかりなじみます。ベタベタするのではなく、手に吸いつくような感じです。その後はしっとり感が長く続きます。
香りもイチオシです。ベルガモット精油とレモングラス精油の配合で、香りの系統は柑橘系になります。パッと弾けてさわやか、リフレッシュというより、奥行きと品があって心が安らぐ感覚です。特にデコルテになじませている時は、なんともいえずリラックスした気分になります。
Q. では、企画開発者として教えてください。リーフ&ボタニクスには定番のボディローション「ラベンダー」と「グレープフルーツ」もあります。「ベルガモット」を製品化したのはなぜですか。
きっかけはお客様の声です。リーフ&ボタニクスを使い続けたいのに、秋冬は定番品が物足りなくなる、という感想をいただきました。定番品は保湿しながら肌はさらりとする処方です。物足りなさの理由はそこにあるのではないか、ならば肌に触れたらしっとり感や持続する保湿力を実感できる処方を組もうと。そして完成したのが「ベルガモット」です。お声をくださった方にもお試しいただけることを願うばかりです。
Q. ふだんはどんな仕事をしていますか。
営業企画部に所属し、墨田本社で新規お取引のご案内や、お取引先様への製品紹介などを担当しています。ただ製品を販売するのではなく、各売り場に合った陳列方法や販促物の提案もします。
Q. 仕事をするうえで大切にしていることを教えてください。
既存のルールや過去の成功体験にとらわれず、柔軟に、臨機応変に対処することです。主体性はありながら自己中心的ではなく、周りへの配慮ができる心のゆとりを持つ。そんなふうになりたいと思っています。あとは健康管理。週末のランニングが高じて、マラソン大会に参加するようになりました。走りきった! という達成感を、公私ともに元気に明るく過ごすことにつなげています。